2010年12月29日

高学年部ってこんなところ・・・?

 高学年になると、部活や塾、習い事で毎日のリズムが子ども達の中にも出来てきて、忙しい毎日を送って

いるので、その生活の中に劇場の活動のスペースを入れ込むのは難しいものです。 

親だって、仕事、塾の送り迎え、家事と毎日の慌ただしさで難儀に思える場所へは行きたくありません。忙し

さや、煩わしさで劇場を離れていくのも事実です。

高学年部ってこんなところ・・・?


そんな中でも、何故子ども劇場を続けている高学年の子ども達がいるのか。。

それは、子ども同士の中に自分の居場所を見つけているから。学校とは違う、ずっと一緒に育ってきた仲間。

同じ釜の飯を食べてきた仲間。なんとなく居心地がよくて、他の劇場の子たちとも友だちになれたりして。

いつか、自分もあんな青年達みたいになれたらいいな。身近に憧れる年上の子達がいる。

自分を表現することへの恥ずかしさや、周囲に対してイラダチを感じるようになる思春期の頃。まだ、自分自

身もしっかりと固まりきれないこの年代の子ども達の集団は、とてつもないエネルギーとパワーを隠し持って

います。


高学年部ってこんなところ・・・?


私の娘は、小3からの入会で現在は小6。

10日間キャンプへは、毎年行っています。

回を重ねる度に先の見通しや、立場の責任を持てるようになり少しずつ変わっていく娘を見ながら、もし劇場に

入っていなければ今頃、どんな生活だったのだろう。。転勤族で引っ越してきたこの東谷山で、ゼロからの友だ

ち作りだった娘には劇場という場所は、やはり必要なものでした。

障がいを持つ妹と共に家族で行動する範囲は限られたものであり、自分の体の健康のありがたさを感じて、

10日間のキャンプ生活を全身で味わってきています。

これからどんな成長を見せるのか、楽しみに思うところです。。。


高学年部ってこんなところ・・・?


自分の気持ちを真剣に相手に伝える、年上が年下の子の面倒を見る、友達を360度から見る、めいいっぱい遊ぶ

苦労してご飯を作る、自分をさらけ出す。

大人になった時、子ども時代をいっぱい語ることが出来る。




子ども劇場を巣立っていく青年達はとても頼もしく、親としても安心して世間に送りだせるように思います。


それが、子ども劇場での育ちだと思うのです。

                                                       (ともろヲ)




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Posted by 谷山ひがし子ども劇場 at 11:16│Comments(0)ごあいさつ
 
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