2011年06月24日

こども劇場を続けている理由 (その2)

~前回からのづづき~

 もう一つの理由はやはり子ども達がいる。

それは、活動によって異なるが小学生、中学生、高校生と必ず輪の中心になっている子、

あるいは子ども集団がある。その子達の成長が見えたときに、子ども劇場の活動にやりが

いを感じることが出来る。特に長い間一緒に活動をしてきた子が傍らから見れば何も変わ

ってないように見えても確実に成長したなと気づけた時活動の意味を実感できる。

ティーンズなどの特に子ども達が中心となる活動はその分青年も動くことになる。そうな

ると目の回る様な忙しい日々になり、活動そのものにも嫌気がさす。

子ども劇場なんてクソだと思うほど何度も嫌になる。

しかし、本番が終わった後の子ども達の表情を見ると笑っていたり、涙を流していたりと

正に十人十色の表情を見せるがどの顔も良い顔をしている。それは、達成感や自信、もし

かしたら悲しみや悔しさからくる表情なのかもしれない。けれど、そのどれであったとし

ても気持ちを爆発させるくらいの体験を彼らがしたんだと分かった時、「ああ、このため

にやってきたんだな」と素直に思える自分がいる。それだけでも、活動に携わってきた意

味が十分にあると思える。

 子ども劇場の活動は確かに忙しく、嫌なことが大半だと思うが、最終的に返ってくるも

のはそれ以上の収穫があると思う。それに、こころの時代といわれている現代だからこそ

他人の中に自身の喜びを見出すことの大切さが問われていると思うし、他人なんてと思っ

ている人もその他人に目を向けることで見えてくる自分もいて最終的に自分自身に還元さ

れると思ってほしい。そういった経験の場を与えてくれる一つとして、劇場をとらえてい

るということが劇場を続ける理由だと思う。


                             (青年エリア長の言葉)



こども劇場を続けている理由 (その2)


タグ :子ども劇場

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Posted by 谷山ひがし子ども劇場 at 11:31│Comments(2)つぶやき
この記事へのコメント
こんばんわ♪
今日の一泊キャンプの確認会おもしろかったです♪
ますます一泊キャンプが楽しみになりました。

この記事はアップされてから繰り返し読んでいます。興味深いです。

記事内に、~嫌な事が大半だと思うが~とありますが、私はなぜか楽しい事が大半です・・・それは、たぶん支えてくれる人がいる、仲間がいるというのを、実感しているからだと思います。確かに忙しくて、これからもっと忙しくなって、毎日が飛ぶように過ぎていく日々ですが、成し遂げた充実感と感謝の気持ちを共有している感覚?それから、子ども達を見ているとおもしろいとういのが、頑張る活力元になっているます。

私やわが子が今、楽しく活動しているのは、ひがしの長い歴史の中で、時には大変な思いをしながらも活動してきてくれた人がいるからだと理解しました。

この記事を書かれた青年部の方とお話してみたいと思いました。きっと、ひがしをもっと楽しくしていくヒントは、子どもの頃から活動してきた青年部が一番知ってらっしゃるのではないでしょうか?

長々と、コメントごめんなさい。では♪
Posted by 清和M at 2011年07月09日 00:02
mさん。。
 mさんの楽しむ力、前を向いて歩いていく力、仲間とともに進んで行く力、これからのひがしにたくさんのパワーを与えてくれそうでとても楽しみです。
 1泊キャンプ楽しもうね♪

 ありがとう。
Posted by ひがし子げき at 2011年07月16日 00:08
 
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こども劇場を続けている理由 (その2)
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